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4.20

『DON’T THINK』

実はまともにアルバムも聴いたことないのに、吉祥寺バウスシアターさんで爆音上映されたアダム・スミス監督ケミカル・ブラザーズライブフィルム『DON’T THINK』 を見て、暴れてみた。映画を見に行ったはずなのに最終的には汗だくでふらふら。
金曜のレイトショーでチケットは早々に完売、上映前から集まった老若男女はビール片手に異様な盛り上がり、歓声と共に映画が始まると、映画館だというのに一切座席に座ろうとせず踊り狂うバカ、ワインをラッパ飲みしながら踊り狂うバカ、上半身裸になり踊り狂うバカ、禁止されてるのにステージに上がって踊り狂うバカ、ズンドコとお腹の底に響く爆音を感じながらぶっ飛びまくってるお客さんを見てるだけでもめちゃくちゃ楽しかった。スクリーン向こうのフジロックのお客さんたちの顔もとても良かった。『DON’T THINK』と言われるまでもなく。
場内の雰囲気は完全にやたらと良質なスピーカーとスクリーンが置いてるクラブイベントって感じでしょうか。果たしてこれが今までの爆音上映集大成でいいのかどうかは微妙なところだとは思うが、たまにはこんなお祭りも愉快でいいねえと満足しきって劇場から出たときの、仕掛人であるはずの樋口社長のトホホ顔。怪我人が出なくて何よりでございました。
それにしても、私の中でケミカル・ブラザーズって結構前に流行ってたイメージだったんだけど、まだまだ今でもここまで人気だとはちょっと驚きでした。プレイしてる人がグリーン先生(「ER」)にしか見えなかった。
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上映終了後もテンション上がりっぱで劇場前で暴れ続けるバカは万国共通。