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5.13

コーマン1&2

遅ればせながらあたしもコーマン・スクール入学希望!なので、オーディトリウム渋谷さんで開催されてるコーマン・スクール2012 に出席、ポール・バーテル監督『デス・レース2000年』(75年)とアラン・アーカッシュ監督『ロックンロール・ハイスクール』(79年)を見て、改めてコーマン先生の偉大さを実感。
最近の監督作を見てもしかして結構本気で頭おかしいのかなと思い始めてたスタローン、『デス・レース2000年』で、なんやこんな昔から狂っててんやとひと安心。近未来の2000年に開催されたアメリカ横断カーレース、途中で通行人をひき殺せば得点アップ、闘牛や怪獣にデコられた改造車にフランケンと呼ばれる謎の凄腕ドライバーとライバルたちが散々暴れまくって人殺しまくって、好き放題した結果、最後には暴力のない世界を目指す大統領に。ちゃんと途中で金髪のおねーちゃんたちはおっぱい見せてくれるし、なんて素敵な世界とうっとり。30年前にこんな映画を作った人たちがいたのよねえ。
しかし、『ロックンロール・ハイスクール』は、ほんと十代の頃に見てなくてよかった。もし見てしまっていたら「そうか、やっぱり学校って爆破していいんだ!」と背中を押されて実行してしまったかもしれない。ロック大好きな少女と厳しい校則を押し付ける女校長、「お父さんは心配性」のバレンタインデーの回を思い出した程すべてがふざけ過ぎで、大爆笑しながら見つつも、権力と戦うロックの姿に静かに感動。女の子たちのぶっ飛んだファッションも可愛く、彼女たちが学校を占拠して踊り狂う姿はなんとも美しく。それにしても、ラモーンズいいヤツら過ぎ。シャワー浴びながらギター弾いてくれるロッカーなんて今いるかしら。