近所名物、三柴トリオ。最近ちょっと本気で柴犬飼おうか悩み中。可愛過ぎるやん。

そして早々に復活、今夜も吉祥寺に向かい爆音映画祭にてHairStylistics無声映画ライブ、セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督『戦艦ポチョムキン』（25年）を30分弱の押しスタートで。
HairStylisticsこと中原昌也氏のライブは過去に数回拝見したことがあるけれど、ピアノの前田瑛未さんとのコラボは今回が初体験で、その前田さんが今回のためにご自身で作曲したという演奏が、ほんとこのままフィルムセンターの無声映画上映で弾いても大丈夫なんじゃないのと思ったくらい意外な程の完璧な王道さで、 しかしその背後から忍び寄るノイズやバケツを叩くの不穏な響きと重なって、なんとも聴いたことのない音楽。静かめな前半に対し、そりゃがつんとくるだろうと予想はしていたあの階段では中原氏のシャウトまで飛び出し、ひとさじのスープのために死んだ仲間を守るため蜂起した人々と凄まじい轟音が入り乱れての、楽しいんだか怖いんだかよくわからない世界に。いやめちゃくちゃ楽しかったんだけど。
過去に見て印象的な無声映画ライブと言えばやっぱり内田吐夢監督『警察官』×大友良英で、こういうのもっと見てみたい。

上映終了後は、関西から爆音参戦中のDOOM！のみんなとその仲間たちと再会を祝して呑み、と言いたいところだがほぼみなさん完璧な下戸で、非常に健康的なおしゃべり会。無責任な人の噂話はシラフでも盛り上がる。