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10.14

『エリジウム』

見てから結構日にちが経ってしまったので既に記憶が曖昧になりかけてるニール・ブロムカンプ監督『エリジウム』 ですが、結構面白かったことはぼんやり覚えてる。
映画の中で奪い合うのは最早大金とか核弾頭ではなく脳の中のデータなんだすごい世界になったもんだと感心するも、2154年が舞台のはずの映画全体のビジュアルとかその肝心のデータとやりとりはどこかアナログで(うろうろしてるロボットが昔の日本車みたいだった)、それが悪くなく、「俺は死なない!」を連呼してたのに中々憎らしいラストを迎える主人公のマット・デイモンが、相変わらずいいんだけどちょっとブルース・ウィルス化してることだけが気がかりだった。あと、明らかにエリジウム側の私としては、いい感じに意地悪ばばあになってたジョディ・フォスターがあんまりあっさり死ぬのもやや残念でした(しかし今更あの整形はないわー)。しかし、最近のハリウッドではロボット侍が流行ってるのかね。