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11.05

爆音『フライト』

私にしては珍しく、DVDを買ってしまおうかと思うほど好きな映画が爆音でと言うならば行かぬわけにはいかぬと三たび爆音収穫祭に向かい、ロバート・攻めキス(変換したらこんなん出た)監督『フライト』(12年)を、はりきって最前列で見たら、冒頭のあの豪雨から墜落寸前のシーン、本当にスピーカーからくる振動がぶるぶる身体にまで伝わって、マジで飛行機かそういうアトラクションに乗ってるような、もの凄い迫力にやられた。USJに作ればいいのに。
音楽も、冒頭から流れる「アルコール」(パンフレットでピーター・バラカンが丁寧に解説してくれてます)から、爆音だとかっこよさは倍増、ジョン・グッドマンが現れるたび音のでかさとテンションの高さに爆笑してしまいました。
結末がわかってるのに、わかってるからか、最後の傍聴会で、死んだCAの顔写真と、メリッサ・レオの微妙な表情と、デンゼルくんの告白に、思いっきり泣いてしまった。私はアル中です。
しかしこれは前回見たときにも思ったんだけど、アルコールは懺悔するのにドラッグについては黙ってても許されるのには何か理由があるのでしょうか…??

で、今WOWOWで『クリムゾン・タイド』を見てるんだけど、デンゼルくんは歳とった方がかっこいいねー。