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11.17

森﨑東党宣言日記

もちろんみなさんは既に通われ見られ読まれてることと思いますが、16日(土曜)から始まった、オーディトリウム渋谷さんでの「森﨑東と十人の女たち」 特集と、ユーロスペースさんで公開された『ペコロスの母に会いに行く』 と、今回刊行された藤井仁子編「森﨑東党宣言!」 を、もしまだ未体験というならば、是非とも劇場に足を運んで本を手に取って、絶対に損はさせないとgojoが勝手に責任をとりますので、行動すべきなのです。
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森﨑東監督作品ポスターが圧巻のオーディトリウムさんのロビー。これはほんとに一見の価値有り!
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劇場で先行発売中(書店発売は25日より)の「森﨑東党宣言!」は、何を隠そう、錚々たる執筆陣や豪華なインタビューに混じって、わたくしの原稿も掲載されておりまする。是非とも購入のうえ御一読頂ければ幸いでございます。

で、森﨑党を浸透させるためにはこれだけじゃまだまだだと、動画配信サイトLOAD SHOW さんにて、「映画を巡るおんな旅 森﨑東篇!」 にて、素敵な女子たちと森﨑映画についてぺらぺらと喋っております。これをきっかけに森﨑バージンな女性が一度でも森﨑映画を見てくれれば、本当に嬉しい。

と、一番好きな映画監督のために頑張って動いてるように見えて、実は未見な作品も幾つもあって、なので昨日こっそり『生まれかわった為五郎』(72年)をオーディトリウムさんの素晴らしいフィルム上映で初体験したんですけどね、これがまた、よくこの作品を見ずに森﨑監督が好きですなんて言ってたな私と恥ずかしくなるくらい、完璧な森﨑映画で、たまらなく面白かった。元は「アッと驚くタメゴロー」なハナ肇のギャグ映画シリーズだそうだが、男と女と日雇い労働者とヤクザと生と死とセックスと純愛と笑いと涙が入り乱れての大宴会っぷりはさすが。とにかく不幸なイメージしかない緑魔子(ピンクのトレンチコートが素敵)がふたりの男に愛されてるだけでも満足。でもまた彼女が好きな男のためにとる行動が泣けてさあ。こんにゃくを食べ過ぎて鳥目にならないようには気をつけよう。
未ソフト化作品とのこと、この機会を逃したら次は相当遠いんじゃないかしら。是非。