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4.09

『おとなの恋には嘘がある』

SATCの脚本&演出家が監督と聞けば見逃すわけにはいかぬとニコール・ホロフセナー監督『おとなの恋には嘘がある』 を鑑賞。
40も過ぎて、お互いバツイチ&そろそろ独立する娘のいるおひとりさまの男と女が爽やかに出会い、爽やかにお互い久しぶりの恋愛関係をゆっくり始めていく、でもすべてうまくいくわけもなく。上質な大人のラブコメで、満足。90分でさくっとこういう映画が見られるのはいいですね。
特に美魔女ってわけでもない女と、ハゲでデブの男が恋に落ちて、初めてキスする時の照れた感じに胸キュンできるし、詩人の友だちの雰囲気とか、娘の友だちとの関係とか、色々センスがよろしい。いい歳して酔って調子に乗っていろいろぶち壊してしまう女のアホさも痛いほど伝わるし(あれくらい許してあげてよー)。

そうそう、こないだWOWOWで『探偵はBARにいる2』をぼんやり見たんですけど、こんなに凄まじい映画だとは予想外。劇場で見逃したことを反省。