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4.30

『クローズEXPLODE』

NHK朝の連ドラ「ごちそうさん」は、最週回にやや不満は残るものの、女性の書き手による戦争批判ドラマとして本当に優れた作品だと思うのですよ。何回も本気で泣いたし(毎日録画して見てた)。なので、豊田利晃監督の『クローズEXPLODE』を大雨の中見に行ってみた。
前シリーズの『クローズ』も同じような理由で嫌いじゃないんですけど、今回もやっぱり、ナイーブな少年たちのやんちゃな青春ムービーとして普通に楽しく微笑ましく、映画としてすごい感動するところがあるわけじゃないけど、これはこれでいいんじゃないかなと、満足。もうちょっと脚本に捻りがあってもいいんじゃないのと思ったけど、いいの。だって、東出くん可愛いし。
舞台となる学校のめちゃくちゃな雰囲気やロックな音楽もいいけど、とにかく出てくる若手俳優たちが、ワイルドになり過ぎな柳楽優弥、安心の勝地涼、意表をつかれた早乙女太一、と芸達者揃い、詳しくはわからんけどEXILEのどれかも悪くないから彼らが暴れてるだけで退屈はしない、と言うことはつまり東出くんの芝居のできなさが際立つという結果になるんだけど、可愛いからいいの(ごめんなさい、銭湯のシーンでちょっと叫びそうになりました)。
見ながら、そうか今回は完全に男の子たちの世界ってことに限定して、中途半端に女を登場させはしないのね、と思っていたら、東出くんの母親が高岡早紀って、エロ過ぎるわ。