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5.27

『WOOD JOB!神去なあなあ日常』

近所にふらりと矢口史靖監督『WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常』 を見に行って思ったことは、私ほんとにこの監督さんと笑いのノリがあわないんだろうなあってことであった…。
都会のちゃらい青年がひょんなことからど田舎で行われる林業の研修に参加、始めは逃げ出すことばかり考えているもだんだんと周りの人たちや仕事の面白さに目覚めていくという、ベタなストーリーをベタな展開でベタに見せていくことに反対はしないし、むしろ映画に突飛なことなんて求めてないんだけど、そのベタの基準がいくらなんでも低過ぎる気がして、まったく笑えなかったよのさ。『ロボジー』のときも感じたけど、話のネタが既にこの映画の面白さMAXになってる。細かい突っ込みどころも多過ぎて、劇中、都会から遊びに来た若者が「田舎をバカにするな」的な怒りをかって追い出されるシーンがあったけど、この映画を実際の林業の人たちが見てそう思われないかちょっと心配(神聖なお祭りにバイクで登場するとか、有りなの?)。染谷将太くんがちんこの神様みたいになるネタは笑えました。
色々良い役者さんは出てるけど(しかしさすがにこのまさみたんはもったいな過ぎひんか)、一番説得力があったのはマキタスポーツ。しかし筋肉バカの伊藤英明は素晴らしく、このまま順調に日本のトム・クルーズになっていってほしい。