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8.25

まとめて

・三木孝浩監督『ホットロード』を鑑賞、messyさんにその感想を書いたのでお時間のあるときにでも是非ご一読して頂きたいのですが、すべて私の怠惰が故、ちょっといい加減な文章になったことをお詫びすると同時に、これを劇場まで見に行った私を褒めてほしい。まじ辛かった。
・堀口正樹監督『ショートホープ』を鑑賞、 なんの予備知識もなくふらふら見に行ってみたら、これが結構面白かった。身寄りのない小学生の男の子が、亡き母との思い出だけを頼りに東京から横浜まで徒歩で向かう、その道中や目的地で出会ったワケありな大人たちとの関係の中で生や性に目覚めていく、と書くとだいぶヘビーでダークな作品のようだが、実際は、物語と登場人物たちの距離感が絶妙で、最終的に可愛らしい映画。とにかく主演の竜跳くんが魅力的だし、久しぶりに見た鳥羽潤がなかなか良い。見ながら、なんやこのカメラの安定感は、とびっくりしてたら、クレジットでカメラマンの名前をチェックして納得。
・オムニバス映画『放課後ロスト』にて、天野千尋監督『リトル・トリップ』名倉愛監督『らくがき うわがき』大九明子監督『倍音』を鑑賞、それぞれ別の物語だけど、どうやら同じ高校に通うLJK(高3女子のことをラスト女子高生、略してLJKって呼ぶんだってさ)たちのそれぞれのちょっとした日々。やっぱりオムニバス映画って色々難しいなあと思いつつ、でもさすがにこれは、一作目と三作目が諸々被り過ぎで、それは企画の時点でどうにかするべきだったんじゃないのかと疑問を抱きつつ、そんな中二作目はひとつだけ完全にオリジナルな高校生を描いた作品として面白味はあったけど、ヒロインの少女が好み過ぎたという点だけで一作目を気に入ってしまった。すまぬ。
・暑いから外に出たくない、を言い訳に、DVDでアメリカTVドラマ『ウォーキング・デッド』にダダはまり。フランク・ダラボン、映画は好きじゃなかったけど、やっぱこういう閉鎖的な状況を舞台に見る者をいらいらさせるのは上手いなあと感心しきり。
・ついでに借りてきた松本人志監督『R100』 (13年)をDVDで見てみた。公開当時あまりの評判の悪さに劇場に足を運ぶ気が萎えてしまったのだが、いやこれは、今までの松本作品の中では一番いいんじゃないの(『さや侍』は見てないけど…)。映画監督としての松ちゃんの上手さが冴え渡ってると思いました。

と、言い散らかして、バカンスに行ってまいります。エコノミーで4泊6日でイタリア、と母に伝えると「行かん方がマシや!」と罵られたけど、楽しんできます。チャオ〜。