11.19
『イコライザー』
一週間ぼーっとしてる間に高倉健は亡くなり西島秀俊は結婚しフランス映画社は倒産しと不幸が続いてしまって、私が日記をサボると良くないことが起こるのかと反省、これからは真面目にやっていこうと心を改めた所存。でも16歳年下はないわあああ。
で、アントワーン・フークア監督『イコライザー』を見に行ってみた。
昼間は気の良いホームセンターのおじさん、しかし元CIAの主人公は夜な夜なスパイダーマンよろしく世の悪と戦う正義の男デンゼル・ワシントンが酷い扱いを受けた売春婦を守るため巨大マフィアにひとり立ち向かう。
夜の街の雰囲気、降り続ける雨、丁寧に撮られる労働、画面の感じはいいなと思ったんだけど、さすがにデンゼルが強過ぎるし、途中からただ色んな殺し方撮ってみたかっただけやろってノリになってくるしで、これはギャグ映画ってことでいいのかなと思ったんだけど、やたらと出てくる「正義」という言葉、共演者はメリッサ・レオ、デンゼルが敵に言われること3回の「Who are you?」で、 どこまで本気なのかと勘ぐってしまう部分もあって、どうなんでしょう。真意を監督に聞いてみたい。単純にあと20分短くしてくれればなとは思った。
しかしこの映画、結構激しいアクションシーン、がんがん流れるヒップホップ、なんだけど、かなりご高齢のおばあちゃんが若い女性に手を引いてもらいながら席について鑑賞されてた。なんでこれを見たいと思ったんだろう。