12.03
『インターステラー』
本当に興味ないから別に見なくてもいいかなくらいに思ってたけどなんかえらい評判いいからやっぱりちょっと気になって、クリストファー・ノーラン監督『インターステラー』。
で、169分マクドのポテト臭が充満するシネコンで頑張った結果、わざわざ怒る気も起きないほど、どうでもよかった。シャマランとキュアロンを足したら時間が長くなったけどその分味が薄くなったような印象。さすがに、ここまで宇宙巻き込んで最終的に愛は地球を救うかよと呆れはしたし、このオチは娘のプライバシーなさ過ぎやろと呆れはしたし、波の撮り方下手過ぎやろと呆れはしたし、人類絶滅の危機に男の嘘とかプライドとかでモメてる場合かよと呆れもしたけど。最近の監督作より一層ジェンダー観がアホっぽくなったなとも感じたか。ただ、めっちゃイキッて「地球を救う!」と宇宙に旅立った主人公が、結果的に「STAY!」と叫んで自分の行動を後悔するってのはちょっと面白かった。あと、箱形ロボットが可愛かった。宣伝には全然出てこないマットの登場にはびっくりしたが、こんなつまらない役で大好きな俳優を使われたのは心外。
なんてね。興味がないってはほんまやけど、実はこのレベルの科学だか物理だか相対性理論だかで既にまったくついていけず、会話の内容がちんぷんかんぷんだったので映画を理解できた気がまったくしなかったのも事実。小4のとき理科のテストで20点とってました。