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12.17

『寄生獣』

やや出遅れた感があるもののようやく山崎貴監督『寄生獣』を。原作漫画は途中で飽きた派なので、詳しい内容は知らずに。
で、たいして期待せずに見た結果、悪くなかった。っていうか『インターステラー』より全然面白かった。この監督はほんとにこういう、思想性ゼロな、漫画の世界をVFXで表現することだけに集中しといてくれれば特に害もなく、適当に見れる映画を作れるんだから、もう余計なことはせず今後も超軟弱なマイケル・ベイ路線を突き詰めて頂きたい。
だからさすがにVFXに中途半端な安っぽさはなく、寄生獣もミギーも大変立派で感心。こんなもの相手に芝居する役者さんはめっちゃ大変やろうなとは思ったけど。なので出ずっぱりの染谷将太くんの力演はとてもいい、と思ったんだけど、東出昌大くんと並べるのはスタイルの差が一目瞭然過ぎて、もうちょっと考えてやれよと突っ込んでしまった。そしてこの染谷くんは今までで一番私に似ている。