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3.19

『みんなの学校』

ラブホ街の映画館に行って見たらば客席には小学生のお客さんのちらほら、真鍋俊永監督『みんなの学校』。私も子どものときにこんな映画見たかったな。
関西テレビの番組を元に作られた、大阪は住吉区にある公立「大空小学校」の一年を追ったドキュメンタリー。他の学校に比べて要介護の児童の数がかなり多いけれど、特別学級などは設けず、みんな一緒の教室で授業を受ける、ということ以外特に変わったことをしているわけではないけれど、ビシッと立ったポロシャツの襟が素敵な美人鬼校長を中心に、気弱な新任教師、襟足長過ぎなヤンキー少年、口の達者な問題児、 どんな先生も子どももみんなで必死に学校を作ろうとしてる姿に引き込まれる。
最低限のナレーションと字幕がつけられ、会話が聞き取り難い部分も多々あるけど、真剣にユニークな人たちの顔を見てるだけで十分魅力的で。やっぱり大阪の子ども(特に男子)はおもろい。