5.27
『寄生獣 完結編』
先日TV放送された特別編集版はさすがに酷かった、あれを見て映画館に後編を見に行こうと思う人はおらんやろと呆れながらも真面目な私は山崎貴監督『寄生獣 完結編』 を初体験のゴジラTOHOさんで。
原作ファン(超にわかやけど…)としては色々疑問や文句がなくもないが、まあしかしこれはともかく、浅野忠信がいかに凄い俳優かってことが改めて確認できたってことだけでいいんじゃないか。画面に現れた瞬間、本気で「こいつ人間じゃない」と思わせるモンスターな存在、世界でも他に思い当たらない。マジで怖かった。あと、料理するミギーには萌えた。
前作に引き続き染谷将太くんの頑張りも素敵だったが、この泣きじゃくる主人公、なるほど『STAND BY MEドラえもん』の監督だもんねと考えると、のび太的ヒーロー像(吉岡秀隆とかもさ)へのこだわりは、結構キモい。
で、例の原作とは違う最後のネタ的なものに対しては、中途半端にこんなことしてるからマイケル・ベイになれないんだよとアドバイスしておく。