7.01
『ストレイヤーズ・クロニクル』
サービスデーに近所にふらふら見に行ってみた瀬々敬久監督『ストレイヤーズ・クロニクル』。原作は人気ミステリー小説らしいが全然知らなかった。
物語の設定的には『X- MEN』っぽいのかな、特殊能力を持った子どもたちが敵(絶望派)と味方(希望派)に分かれて大人になるまで生き延びられない自分たちの命を巡ってあれやこれや。手の込んだCGや派手なアクションで色々頑張って見せてくれる、んだけど、どうにもこうにも何をやられてもガキがぎゃーぎゃー騒いでるだけにしか見えなくて、疲れた。散々騒いだ挙げ句最終的には自分たちの思いをうだうだと語りで説明し出して(長い)、疲れた。
なんなんだろう、一応スケールでかい話を扱ってるようで、結局子どもの悩みの枠を超えない身動きとれないほど狭い感じ。人を押し込め過ぎな画面も含め、やっぱりみんなマイケル・ベイをもうちょっと見た方がいい。そして、染谷くんはそろそろ謎めいた悪者という役を断った方がいい。
↓『百日紅』、池袋でまだ上映してましたね、失礼。