7.11
『神々のたそがれ』
怠惰な私のために下高井戸シネマさんありがとう、ってことで入院したり満席だったりで見逃したまんまだったアレクセイ・ゲルマン監督『神々のたそがれ』を無事鑑賞。結構混んでた。
先に見た人たちから「ウンコとゲロまみれの映画だよ」とは聞いていたけど、実際には、ウンコとゲロと泥と死体と目玉と内蔵その他とにかく臭そうな物にまみれた177分で、大変素晴らしかったです。今見れて良かった。が、素晴らしいけど、観賞後の食欲は減退するので、ゲルマンダイエットができます。
地球ではないけれど地球によく似た惑星で神様扱いされる男、そりゃこんな状況じゃ神様は辛いよなあと同情せずにはいられない。ロシア文学のことも映画のこともよく知らないけど、だいぶやばいってことはわかった。それと、ロシア映画の美術って凄いなと驚愕した。
ロビーで売っていたHairStylisteicsが今作の音声を使用して作ったという特製CDを購入、家で早速流してみたら、それまでおとなしく寝ていた猫たちがざわざわし出して笑った。