9.24
フラーまとめ
好評のうちに閉幕したぴあフィルムフェスティバルさんでは、サミュエル・フラー監督の中でも未見だった、『ベートーヴェン通りの死んだ鳩』(72年)『殺人地帯U.S.A』(61年)&フラーの娘さんサマンサ監督『フラーライフ』(13年)を拝見しました。
『ベートヴェン〜』のトンデモなようでやっぱりかっこいいフラー、『殺人地帯〜』の王道なようでやっぱりぶっ飛んでかっこいいフラー、スクリーンで体験させてくれてありがとうPFFさんと感謝の気持ちで胸いっぱい。そして、色んな人(ヴェンダースとかヘルマンとか)がフラーの自伝を朗読してるだけの『フラーライフ』が、その文章の内容が抜群に面白いってのももちろんあるけど、ドキュメンタリー映画としても非常に面白かった。フラーが戦場で撮影した強制収容所のフィルム、フラー愛に満ちた関係者たちの顔、色んな意味で今見れて良かった。12月に発売される自伝本も超楽しみ。
そしてお次は、26日(土)からユーロスペースさんでレイトショー公開される草野なつか監督『螺旋銀河』 ですネ。なんと、10月2日(金)の上映終了後、草野監督&山根貞男氏&上野昻志氏と共にトークイベントに登壇させてもらいます!この顔ぶれはさすがにめちゃくちゃ緊張するけど、合コン気分できばらず話せたらなと思うので、みなさま来てくれると嬉しい。