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3.24

『アメリカン・スリープオーバー』

やっと見れた、テヴィット・ロバート・ミッチェル監督『アメリカン・スリープオーバー』(10年)。
アメリカの小さな町ではそんなにあちこちでティーンたちのスリープオーバー(お泊まり会)が開かれとるんかとちょっとしたカルチャーショックを受けながらも、新学期直前のある夏の日、女の子も男の子もそわそわしながら過ぎていく時間。携帯もパソコンも出てこなくて監督自身が74年生まれということなので、明確にはわからないけど90年代くらいの設定なのかな。でもそんなことにたいした意味はない世界やけど。
この映画とかリンクレイターが撮るような、本当になんでもない若者たちの青春映画は基本的に大好物なので、とても良かったのだけれど、でもほんとーになんにもないなんでもないだけなのになにがそんなに面白いのか。これを見て別に「若いっていいなあ」とか思うわけじゃないし。過去と思い出を勘違いしてる大人は気持ち悪い。
ただ、私もティーンの頃よく我が家でスリープオーバーしてたけど、友だちとおもしろビデオを撮ることに夢中で色恋のいの字もなかったなあと思い出してちょっと感傷的になりました。夜の湖でキスしたかったよね。