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4.25

『未来よ こんにちは』

ミア・ハンセン=ラブ監督『未来よ こんにちは』を見て何が一番衝撃的だったかって、フランスにはこんな完璧にジーンズを履きこなす60オーバーの女性が存在するのか!ってことですよね。さすがにこのイザベル・ユペールさまは可愛い過ぎてヤバイです。なんなんこの人。猫のキャリーケースまで可愛いし。
ミア監督の作品はだいたい見ていて(本人の舞台挨拶も見たことあったような)、どれも好きだし、いつも感心することばかりだし、今回も、私には到底受け止めきれない知性と感性に満ちた脚本、しかしそれをまったく嫌味なしに見せる演出、大変素敵な映画、だったんですけど、最近ひねくれた性格に磨きのかかった私は、裸足であちこち闊歩するユペールさま、水着姿を惜しみなく披露するユペールさまを見て、「元気でよろしいなあ…」と思ってしまったりなんかして。ユペールさま64歳、こないだ見た『わすれな草』のお母さんが68歳ってのもチラチラ気になって。ふたりとも元共産党員だったりしてね(もちろんこっちはフィクションですけど)。
しかしですよ、ユペールさまが生ゴミなら世界中の女から腐敗臭が漂うことになるからやめてほしい。