BLOG

6.27

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

そう言えばケイシー兄さんのセクハラ訴訟はどうなったんでしょうね、ケネス・ロナーガン監督『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
マンチェスターがイギリスじゃなくアメリカの地名だということすら知らなかった私が何か言うのもどうかと思うんですけど、とても真摯で丁寧な映画だとは思うですけど、長いし、暗いよ…というのが正直な感想。なにもそないに闇抱えなくても…、と、子供を死なせたり兄が死んだりする環境に、映画の中のキャラクターじゃなく、役者としてのケイシーさんに「色々背負わされて大変ね…」と同情しながら見てしまった(絶対あんなダメ夫を持ったミシェル・ウィリアムズの方が辛いと思うんだけど)。やたら大げさな音楽にもイマイチ乗れず。
いやしかし単に病み上がりの身に重い映画がしんどかっただけってのも大いにあるのかもしれぬ。