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7.17

『夏の娘たち〜ひめごと〜』

この暑い中ちょこちょことポレポレ東中野さんで開催中の<特集堀禎一>に通い、ちょこちょこと旧作も見たりしてるんですけど、とりあえず最新作『夏の娘たち〜ひめごと〜』の感想。
最初の小さな病室で親戚らしい数人の男女の会話から、当然のことのように話される人間関係に、「え?姉弟なのに結婚する?養父が実の父親?どういうこと??」とまったく人間関係についていけず。長野県の自然を背景に映画が進むにつれだんだん理解できてくるも、するとますます「なんちゅーえげつない話…!」(こういう田舎にはありがちなことなのかもしれないけど)と思いが強くなる反面、きゃっきゃと水着姿で川遊びを楽しむ娘たち、女子バナに花を咲かせる娘たちのリアルな感じと、最終的には笑ってしまうような冗談みたいな展開がなんとも不思議な75分で、楽しうこざいまいた。この狭い世界に出戻りとして馴染みきれてないような長身を持て余した西山真来(だいたい、看護師の制服姿がパンツって時点で素晴らしい)にどきどきした。