7.20
『ハローグッバイ』
この季節にレイトショー上映はありがたいと、菊地健雄監督『ハローグッバイ』を見に行った。
それぞれに問題を抱えている現代のJKたちが、ひょんなことから、過去にはJKだった認知症のおばあちゃんの忘れられない初恋の人への手紙を届けるため3人で協力しだす…。監督の前作『ディアーディアー』とはまた全然違った世界。
十代の甘酸っぱい思い出とか幾つになってもよくわかんないんだけど、一応元JKとして、このロマンチックな展開と音楽にはうるっとせずにはいられなかった。80分と短めの上映時間に不安な要素はまったく感じられず、見逃してしまいそうな(実際見逃してるやろうけど)細かい演出がじわじわ。
なんといっても主演の萩原みのり&久保田紗友が大変素晴らしく。JK主演なのにロリコン臭のまったくしないふたりの芝居、マンションで喧嘩するシーンに感動しました。
もたいまさこは、私の中で本当に「やっぱり猫が好き」のイメージから変わってなくて、これはこれですごいなと感動しました。