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7.24

『カーズ/クロスロード』

シネコンに深夜の回を見に行ったら観客3人だけだったけど最高に良かったよ、ブラインアン・フィー監督『カーズ/クロスロード』(←野村周平のミニドラマいらんからもっと有益な情報載せて…)。
もちろんみなさんも『カーズ』1&2をご覧になってると思いますけど、車による車だけの世界(誰がその車を作ったんだ?という疑問は抱いてはいけない)で超人気レーサーであるマックィーン、初めは自分の人気におごりまくりの高飛車でウザい奴だったものの色んな場所や人たちに出会うことでだんだんと心を改めていく。そして今作では、相変わらず人気はあるものの、じわじわと台頭してくる次世代のマシーンやトレーニング方法についていけないマックィーン。周囲からは引退を勧められるが、本人は辞める気はない。このまま若者たちに鼻で笑われながらレースを続けるか、未練はあるものの引退するか、人生の選択を迫られる…。車ですけど…。
フィルムに映った過去の偉大なレーサーたちを見ながら最良の選択をするマックィーンに涙々。尊敬するものたちへの敬意を忘れずに、若者にそれを伝えていく、ラストのスピンには涙腺崩壊。こんな大人になりたいです。