8.01
『密使と番人』
レイトショーはありがたやと、三宅唱監督最新作『密使と番人』を見に行ったよ。
本来は日本映画専門チャンネルの番組、なのかな、詳しいことはよく知らないけど、60分と短めの作品。しかし内容は、時代劇のようで現代劇のようで西部劇のような、不思議な味わい。どのくらいの予算かとかも全然わからんけど、衣装とか美術が大変しっかりしてる印象なので、ヒップホップと男たちの息遣いが違和感なく聞こえる。
寒そうな雪山を密使が逃げて、番人が追う、という単純な話のはずなのに、果たしてあの番人は生きてるのか死んでるのか、あの夫婦はなんだったのかと理解できないことが幾つかあったのは、私がバカだからか、どっちにしても密使はもと来た道を戻るだけなのか…。