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9.26

『ワンダーウーマン』

複雑な事情によりだいぶ出遅れてしまったけど、やっとパティ・ジェンキンス監督『ワンダーウーマン』。めっちゃ楽しみにしてたわりには、ちょっと想像と違ってやや残念だったか。
ワンダーウーマンであるダイアナちゃんが、めちゃくちゃ強くて、女手ひとつで戦争まで止めてしまう、ってのはかっこよくて素敵、なんだけど、基本的にダイアナちゃんは姫(=選ばれし者)として生まれ育ち、人間界では何も知らない無知で無垢な女の子として振る舞い、自分を発見してくれた人間(=王子様)と恋に落ちる、って設定が、一昔前のディズニープリンセスものみたいに感じて、なんか違和感。確かに戦場では周囲は男だらけだったけど、ここまで「人間界の何もかもを理解していな」という話だと、相手が男だろうが女だろうが関係なさそうだし、さらに、ワンダーウーマン自身が女である必要もないんじゃないのと思ったり。うーむ。
しかし、ワンダーウーマンは酒とタバコがお好きなのかなってくらいハスキーボイスなのは良かった。そして久しぶりに見たクリス・パインくんはやっぱり大変可愛かった。