10.11
『アウトレイジ 最終章』
大阪にいます。特に目的はないけれど。
なので、公開初日に北野武監督『アウトレイジ 最終章』を天王寺のショボいシネコンに見に行って、帰りに鶴橋の焼肉屋でおなかいっぱい食べて、その足で土曜の夜の飛田をふらふらするという、実に正しい時間を過ごしたりしてみました。
映画は、個人的には大変面白かった(大変妙な映画だと感じたけれど)、ものの、やっぱりヤクザの高齢化は避けられない問題なのね…とさすがにちょっと切なくなった。内容的に最終章ってことでこういうまとまり方にしかならないのは仕方ないとは思うけれど。塩見三省の迫力には圧倒されつつ、もうちょっと若手というか泰造の活躍が見たかったかな(個人的に大森南朋にそこまで乗れないってのもあるんだけど)。たけしはもう自分の映画には出ないのかね。
しかし、映画以上に夜の飛田の衝撃がでかかったか。ほんとーに何かのテーマパークかってほどの人&当たり前だけど100パー男(しかもかなり若い集団)という現実を目の当たりにして軽く吐き気をもよおしてしまいました。とほほ。