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10.18

『レゴ®ニンジャゴー ザ・ムービー』

絶賛公開中の『レゴ®ニンジャゴー ザ・ムービー』(チャーリー・ビーン監督、『PPGザ・ムービー』の監督)、ご承知の通り(難波のシネコンで客3人でしたけど)、レゴ®ムービーシリーズは、これまで一貫して、少年の「自分とは何者か?」という問い(子ども向け映画だしね)と向き合い、描き続けてきた。一作目は、何者か?=何者でもない(何者にもなれる)、という物語、二作目では仲間がいて初めて何者かになれる、という物語、そして今作で改めて、少年ロイドは自分が何者か?=父の息子である、という直球の答えを描いてみせた(TVのアニメシリーズ見てないけど…)。絶対悪である父、父と戦いながらも愛を諦めきれない息子…、ふたりが初めて笑顔になる瞬間はマジで涙なしには見れません。マジで。
回を重ねるごとに洗練されていくアクション、かっこよくなっていくレゴのマシーン、ブラックになっていくジョーク、特に今回なんて、前衛的すぎる表現に大人としてちょっと不安になったほど色々ぶっ飛んでます(あの猫の使い方!!)。
そしてなにより、オープニングのクレジットから溢れ出るジャッキー(・チェン)愛ね。わたしはジャッキーの娘だったんだ…!と再確認できました。NGシーンにはマジ震えた。