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11.29

『ローガン・ラッキー』

お気に入りの俳優がふたりも出ているので見逃すわけにはいかぬと、スティーヴン・ソダーバーグ監督『ローガン・ラッキー』
マッチョな障害者炭鉱夫チャニング・テイタム(めちゃカワ)と猫背の片腕バーテンダーアダム・ドライバー(めちゃくちゃカワ)のローガン兄弟、ただのうざいおっさん(今までと全然イメージ違った)ダニエル・クレイグを主に、それ以外の登場人物も全員おバカな強盗コメディ。おバカの思考は基本的に単純なので、何かがズレながらも勿体つけずにサクサク進むテンポと、非常にアホらしい展開が面白かったんだけど、それより何より、この図体ばっかりでかいローガン兄弟がもう可愛くて可愛くて、二時間近くニヤニヤが止まらない38歳。テイタムのオーバーオールとか、アダムと黒シャツとか、ずるい。あと、娘も可愛い。
色々あったラストは結局、マヌケな労働者たちがハッピーになるという素敵なお話。ソダーバーグさん年々ええ人になっていくのね。