12.12
『パーティーで女の子に話しかけるには』
なるほど1970年代イギリスの、パンク少年たちのやんちゃな青春物語ねと思いながらジョン・キャメロン・ミッチェル監督『パーティーで女の子に話しかけるには』を見ていたが、結果的に一番やんちゃだったのはニコール・キッドマンだった。おばさんノリノリに楽しそうで素敵でした。
パンクに夢中の冴えない男子がめちゃカワな宇宙人に出会ってしまってさあ大変。藤子不二雄F先生の漫画みたいな可愛らしくてちょっと怖いSFとでも言いましょうか。ゲロを吐いてもただただ可愛いしか残らないエル・ファニングちゃんなら宇宙人でもなんでもいいから話しかけたいわと思うのが人間でしょう。
パンク音楽には興味ないし、ポップな映像にもふーんって感じで見てたけど、ラストのド直球にはちょっとグッとしてしまった。