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12.15

『やがて水に歸る』

榎戸耕史監督『やがて水に歸る(かえる)』は、監督と桜美林大学の学生さんたちとのコラボ作品なのかな?詳しいことはよくわからないけど、大学との共同研究で作られた作品とのこと。
しかし作品は、イマドキの学生が製作したとは思えぬ雰囲気。東京の街を漂流する船に乗った謎めいた男と女、季節がゆっくり変わっていってもそれが過去なのか未来なのか偶然なのか必然なのかもわからず、その船は二人の関係はどこに向かっているのかもまったく見えぬミステリー。そのクラシックな雰囲気と文学的な物語はとても良いなと思ったんだけど、やっぱり、あの地獄のような新年会や、親父の有り得ない行動には「???」と思わずにいられなかった…。最後に娘が実家を燃やしたりするのかなーと思って見てたけど、違った。
しかしそんなことより何よりこの映画を見て私が一番ショックだったのは、友人役の趙珉和が、愛してやまない『ベイブルース〜25歳と364日〜』の主演だとうっかり気づかなかったこと。一生の不覚。