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3.03

『マンハント』

大阪にいます。なので、ジョン・ウー監督『マンハント』を見ました。高倉健版は未見。確かにこれは大阪人からすると「おお福山が道頓堀に!」と興奮できるかも。
最初の数分「これは壮大なギャグなのか?」と思ったけれど、だんだんと「そういえばジョン・ウーってこんな感じだったな…」と思い出し、そうなると、鳩や馬や銃弾の無駄遣いや、とりあえず回転する車や、水上バイクレースと祭囃子と大阪城とと盛り盛りな展開や、手錠でつながった男たちのアクションロマンスなんかの暑苦しい過剰さが、意外とイヤじゃない。なんやかんやで楽しんでしまった。桜庭ななみクン推しとしても嬉しかった。
女殺し屋たちがかっこよく切なく、ちょっと泣けた(監督の娘も悪くなかったよね)。TAOはもうちょっと活躍してもよかったんじゃないか。