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3.14

『15時17分、パリ行き』

東京に戻ってきました。なのでようやく、クリント・イーストウッド監督最新作『15時17分、パリ行き』を見ました。
実話で、しかも事件の当事者たちが劇中で本人を演じてる、ってことくらいの情報はもっていたものの、その本人たちの子ども時代のエピソードから始まり、やっと成長した(本人になった)と思ったら、感動するであろうみんなの再会の瞬間などは無視してただただ自撮り棒でセルフィーを取りながらヨーロッパの観光地巡り、という展開に、だんだんと、これは一体何を見せられてるんだ?パリにはいつ行くんだ?と不安になり、しかも時間軸の構成がえらく斬新で、頭の中に?マークが積み重なるも、映画自体はいたってシンプルで、見終わったあとには「なんか、おかしなものを見た…」という感覚に襲われるも、でもこれが現実だったんだよなと思うと納得いくようないかないような。珍しく、運命とか神とかに思いを馳せつつ、とにかく、この3人が目も当てられないブスとかじゃなくてよかったね、そして親孝行できてよかったねとだけは強く思いました。
それにしても、映画が始まってから終わるまでずーーっとお菓子たべてる人って、バカなの?