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3.17

『ブラックパンサー』

豹がいっぱい見れる〜と期待するも出てきたのは黒豹オンリーだったけど、ライアン・クーグラー監督『ブラックパンサー』には感動するものがありました。
前半ダル過ぎとか設定ユル過ぎとか、国王あんまり活躍してなくね?とか、映画的には幾つか問題を感じなくもなかったけど、それでもやっぱり今のアメリカでこんな映画を作ってしまう度胸と勇気は凄いと思うし、改めてアフリカンなブラックの美しさ(特に女性たちや鮮やかな衣装)にはうっとりしたし、豹だし、監督もめっちゃ若いことやし、これからシリーズを重ねていく姿を見守りたい。
私なんかが映画の中に釜山(一応故郷)が出てきたけでも「おお、こんなの初めて!」とちょっと興奮したのに、そう思うとこんなにカッコいいヒーロー映画を見た黒人の子どもたちの喜びといったらないんだろうなあ。
池袋で見たんですけど隣が黒人の若いおねーちゃんで、エンドクレジットには号泣してて、その姿を見てちょっと泣きそうになった。