4.07
『ボス・ベイビー』
たまにはアニメでも見るかとトム・マクグラス監督『ボス・ベイビー』を吹き替えで。別に好きじゃないけどムロツヨシ、悪くなかった(父親役のノンスタイル石田も)。
赤ちゃんのふりして実は株式会社赤ちゃん社から派遣された中間管理職のベイビー、彼は重要な任務を遂行するために大人たちを利用するのだが、主人公である7歳の少年にはその正体がバレてしまい…。
生まれながらの末っ子の私には、この、弟ができることで両親の愛を奪われてしまう哀しみというのが多分理解できてないんだけど、物語の展開をちょっと疑問に思っても考える隙を与えない勢い、2Dと3Dの使い分けのカッコよさ、ヤケクソとしか思えないプレスリーの使い方、大いに笑えたので良しとします。子犬の売買とか、結構笑えないネタではあるんだけど。そして何よりこのボスベービーが想像をはるかに超えるゲスいおっさんっぷりなのが良かったですね。
英語版はアレック・ボールドウィンとのことなので、DVDなんかで見れれば。