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4.11

『ペンタゴン・ペーパーズ』

そろそろアニメ以外をと、スティーヴン・スピルバーグ監督『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』を見ました。
確かにこれは、見てて笑うしかないくらい現在の日本とリンクしまくりの内容で、ということはアメリカも大変やろうけど、でもこんな映画が作れるだけまだ救いがあるってことよなあと羨ましい気持ちに。安倍とか山口が見て死にたくならないかな。
小さな正義と善意が世界を変える、というお話にはもちろん感動したけれど、そこにメリル・ストリープというウブな中年女性の変化と決断がはっきりとは見えないけれど周囲の女性たちとの繋がりを生んでいくという物語に涙。あのヒッピーな女の子が監督の娘さんってのも泣ける。トムの奥さんも最後の移民の女性も良かったな。
幾つかの室内でサクサクきびきび展開する70年代っぽいテンションも心地よく、概ね満足でございした。でもまたすぐ新作の公開があって、おじさん元気ね。