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5.03

『さよなら、僕のマンハッタン』

たまにはシャレオツな映画でも見るべ、とマーク・ウェブ監督『さよなら、僕のマンハッタン』を、GWだからかほぼ満席のシネコンで。
『(500)日のサマー』は何が面白いのかさっぱりようわからんかったけど、それから数年スパイダーマンなんかを経て、マークさんもちょっぴり大人になったんだな…、と感心できる、爽やかでこじらせ度低めのロマンティックなコメディ青春映画でした。音楽もマンハッタンも小憎たらしいくらいオシャレ。
ぱっとしない若者が父の愛人と自分の恋人と母親の間で右往左往してるだけの話なんだけど(女優がみんなめっちゃ美人)、謎の男ジェフ・ブリッジスさまが大人の存在(二重の父的な)としてきちんと機能してて、最後のオチは予想外だったけど、まあジェフさまが出てればだいたいなんでもオッケーなんだけど、このまますくすく大人になれるといいねと思いました。ウディ・アレンみたいになっていくのかな。
それにしてもミランダがもうこんなお母さんの役とはねー!