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5.08

『君の名前で僕を呼んで』

この監督の作品は実は初体験なのでした、ルカ・グァダニーノ監督『君の名前で僕を呼んで』。連休中に満席でございました。
1983年北イタリアのどこか、17歳の美少年エリオットとイケメン大学院生のオリヴァーは出会い、恋に落ち…。美しい風景と美しい人たち、映画のどこを切ってもヨーロッパの高貴で裕福な雰囲気。大人にお金と知性があれば若者は無駄に傷つかなくて済むんだなとしみじみ思いました。こんなお父さん、いいよね。女友だちとの関係も素敵。ただのヤリ逃げな気がしなくもないが。
初恋の甘美な痛み、というには若者がうじうじし過ぎてちょっとイラッとしたけど、アーミー・ハマーくんのダサいダンスと石油王の孫っぽいワガママっぽさがキュートだったので良しとする(しかし映画で見るたび驚くけど、性欲を持て余した男の子ってあんなアホみたいなことするもんなのか…?)。