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7.30

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

たまには夏っぽいことしようと、J・A・バヨナ監督『ジュラシック・ワールド 炎の王国』を見に行きました。もっと比喩的な意味で「炎の王国」って言ってるのかと思ったら、ほんまにめっちゃ燃えてた。この監督の過去の作品は見たことなし(ちなみに25年間前の第1作『ジュラシック・パーク』を南街会館で見てる最中火事になって途中で避難した経験アリ)。
タイトルが出るまでの数分間で期待を裏切らないジュラシックぶりに笑え、その後もかなりサービス精神旺盛に恐竜たちが暴れまわってくれるのには不満はないけれど、途中で「ダイナソーはもういいからクリプラをもっと…」と思わなくもなかった。テーマパークムービーとはいえ人間関係端折り過ぎよね。
これまでのあくまで動物としての恐竜シリーズから一歩踏み込んだ、意思疎通できる恐竜(ブルー萌え。猫飼いはみんなそうやと思うけど)の登場、恐竜の意思(権利)を尊重しようとする人間、そしてこのラストとなると、行き着く先は『猿の惑星』的な物語なのかしら。恐竜たちの蜂起的な。もしくは『ターミネーター』シリーズか。
それはそれで面白そうだとは思うけれど、恐竜を凶暴化させて武器として使うって発想、さすがに色々コストとリスクがかかり過ぎでちょっとアホ過ぎないか…。