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8.13

『オーシャンズ8』

あついあつい言うてる間に39歳になってたもんで、さすがに気合い入れるかとゲイリー・ロス監督『オーシャンズ8』を見に行ったらテンションぶち上がり、おかげで楽しいバースデーを過ごせました。さすが『デーヴ』(93)の脚本家は裏切らない。そして今までも好きだったけどもっと好きになりました、カルティエ。
『オーシャンズ11』シリーズは一本も見たことないんですけど、今作の素晴らしさは、『ブラック・パンサー』を見たときの黒人の方たちに似た感動を女性が抱けるところなんじゃないかと勝手に想像。脚本や演出に色々文句をつけることはできるけどそれより何より「こんな世界をハリウッド映画で見ることができる日が来たとは!」という思いで感涙。私は犯罪者を夢見る8歳の少女じゃない(なんなら39歳の無職女性)けど、十分に夢と希望をもらえました。8人目のオーシャンズが明らかになる瞬間とか、泣けた。
今まであんまり得意じゃなかったサンドラ・ブロックやヘレナ・ボナム=カーターもかっちょよかったし、リアーナの真っ赤なドレスはマジ身震いするほどキマってけど、しかし今回のケイト・ブランシェット様のかっこよさはちょっとなんかもう。簡単に百合モノって言葉では言い表せない神々しさでいらっしゃいました。東京医科大のジジイたちは全員見て震えあがって死ね。