10.02
『あみこ』
さすがにアンコール上映だと満席祭りも落ち着いてるだろうと、それでも8割強は埋まっていたポレポレ東中野さんにて山中瑶子監督『あみこ』を鑑賞。監督が20前後に完全に独学で撮った処女作とのこと。
田舎の自意識をこじらせた女子高生あみこが、魂の会話を交わしたはずのアオミくんを追いかけて東京へ…、なんですけど、映画が始まってまず思ったのは「あみこ普通に美人やなおい」ってことで、この女の子がここまでこじらせるってことにイマイチ説得感を感じられず、それで最後まで乗り切れなかった。なんかごめん。ついでにアオミくんもかっこよ過ぎないか。長野の高校生ってこんななのか(そして共学ってあんな目の前で男子が着替えるもんなの?!)。
アオミくんとのやりとりや、親友との会話、謎の占い好きの友だちなんかは好きでした。後半、東京でアオミくんを追いかける以上の爆発があったらもっと好みだったかな。