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10.11

『遊星からの物体X』とカーペンター本など

10月19日boidさんより出版される、「ジョン・カーペンター読本」にて、わたくしも「マイベスト・カーペンター」という章に『ザ・ウォード監禁病棟』についてごにょごにょと書いております!もちろん私以外にも黒沢清監督や青山真治監督など執筆陣は大変豪華。この機会に是非カーペンターを見直して、これを読んだら、だいぶ面白いと思います。
なので、丸の内ピカデリーさんにて満員のお客さんと共に『遊星からの物体X』(82年)の爆音上映に行ってまいりました(上映前の篠崎誠監督×中原昌也氏のトークは、笑った)。
これまでDVDでしか見たことなかったので、あのデカいスクリーン体験だけでも凄かったのに、爆音によるモリコーネに痺れっぱなし。もちろんXが現れるときの音にもビクつきまくり。
テレビ画面で見たときはいかにもB級映画ってイメージだったのに、映画館で見るとかなり立派なちゃんと作られた作品なんだなと今更びっくりした。
しかし大きい画面で見てもやっぱりワンちゃんが不憫で、だんだんとカート・ラッセル様のブルーアイがシベリアン・ハスキーのそれみたいに見えてきて、泣けた。