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4.10

『バンブルビー』

真面目なあたしは事前に見逃してた『KUBO/クボ』をアマプラでチェックしてから、トラヴィス・ナイト監督『バンブルビー』を見たんですけど、サムライアニメは嫌いじゃなかったけど、これはさすがにバカっぽ過ぎてしんどかったか。今年入ってこんなアメリカ映画ばっかな気がするけど。
ロボットがあれよあれよとトランスフォームする様は、サムライのオリガミの変形みたいでワクワクできたけど、さすがにバンブルビーのキャラに頼り過ぎじゃないかと。まあ可愛いことは可愛いんだけど、最近のあるある意思を持ったロボットはもはや人間よりも人間味がある(セリフでも言ってた)もここまでくると、どうせ人間みんなバカなんだし(わざとだろうけど)これならいっそLEGO(R)でよくね?と思えてくる。つまりLEGO(R)は偉大だ。
しかし主人公のチャーリーちゃん(彼女は相変わらず可愛いかった)以外の登場人物はほぼ男で、それが全員見事に何の役にも立たない。監督の前作でも父親は死んだ設定だったし何かあるのかなと思ったら、トラヴィスさんはナイキ創設者のご子息だそうで、なるほど色々こじらせてるのね…とほんのちょっとだけ同情した。でもマイケル・ベイも私もそんなナイーブさをトランスフォーマーには求めてない…。