9.21
『天気の子』
大阪で暇過ぎて死にそうやったら行こうと思ってて、案の定大阪で暇過ぎて死にかけたので、新海誠監督『天気の子』を今さら。
正直、主人公の男の子キモいな…と思いながらかも、冒頭から、1回目のRADWIMPSが流れるまでは、「雨降る歌舞伎町のディストピア感、悪くないじゃない…(まああのバニラトラックのせいやけども)」と思ってしまい、その後も色々「きもっ!」とサブイボたちまくりではあったんだけれども、監督が計算し尽くした観客の感情の持っていき方にまんまと乗らされた感はあった。悔しい。
いやいや、あの女の子が「晴れ女」として活躍しだした瞬間「また十代の女の子に世界救わすんかよ、おっさんええ加減にせえよ」とキレかけたのだが、さすがにそれは違うって展開になってくれたけど、最後まで「大人無責任過ぎね?」という疑問というか怒りは解消されず。あと、男の子のモノローグまじでウザかった。あと、やっぱりRADWIMPSは全体的にウザ過ぎた。あと、やっぱり全体的に女性の描き方が気持ち悪過ぎた。
隕石が落ちてきたり大震災が起こったり火山が噴火したり豪雨が降り止まなかったり、ガールとボーイもなにかと大変やな…と同情はするけれど、そんなこととっくにガールとボーイはわかってると思うのよね。