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11.01

『解放区』

予告を見てちょっと気になったので、太田信吾監督『解放区』を見てみたんですけどね、これがなかなか無理でした。みんな西成に何を期待してるのかしらん。なんもないよあんなところ。
そもそもめっちゃ個人的な傾向として、最近の、ろくでなしなダメ男が主人公の日本映画ってそれだけで「もう結構です…」ってなるのがあって、この映画の監督演じる主人公のクズっぷりはそんな中でも近年稀に見るクズっぷりではあったのでちょっとびびったが、それでこのラストが自業自得ってことでも「そりゃそうでしょ…」としか。ってか興味ない奴の自業自得を見るために2時間は長いわ。
映画自体も、ドキュメンタリーとフィクションの境目がわからないような撮影とか編集をしてるんだろうけど、作り自体は出来の悪いレイプものAVみたいな(いや見たことないけど)、これ見て興奮しろって言われてもなあとだいぶ引いてしまった。以上。