BLOG

12.08

『ゾンビランド:ダブルタップ』

監督作の出来不出来に波があるルーベン・フライシャー監督ですが、今回の『ゾンビランド:ダブルタップ』は、げらげら笑えて面白かった。
前作と同じメンバーが相変わらずゾンビだらけの世界でぎゃーぎゃー騒いでるだけのお話だけど、やっぱりジェシー・アイゼンバーグ(久しぶりに見たけど、パンチパーマ化が進んでる気がする)のヘッドライトに照らされた鹿(ウディ・アレン)感は面白いし、ウディ・ハレルソンの高圧的なマッチョと見せかけて父性だだ漏れのええヤツ感は最高やし、『デス・プルーフ』の可愛い子ちゃんがすっかりめっちゃかっこいい女になってたのも嬉しかった。ホワイトハウスとかエルビスのホテルでの乱闘シーンとか、撮影現場楽しそうやなーと微笑ましく。
マッチョ&オタクのそっくりコンビが現れて、そのやりとりが無駄に長いななんなんだこれはと思ってたら、終盤の展開が呆れるほどあっさりしてたり、このバランス感覚は嫌いじゃない。ピンクの女の子が生き返って嬉しかった。