『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
見終わった今でも結局「フォース」がなんなのかわからないままなんですけどね、J・J・エイブラムス監督『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。フォース以外にも出てくる固有名詞のカタカナはほぼ理解できない142分でしたが、とりまアダムがかっこよ過ぎたからいいんですけど、ラストのあの展開はさすがに唐突過ぎて、往年のファンっつーかマニアたちが「おいJJなにやってくれとんねん!」と全力で突っ込みたくなる気持ちはわからなくもない。あとやっぱり、前作であんなにレイちゃんが「何者でもない」ってことを強調してたわりにはこのオチってのもだいぶ残念か。あとやっぱり、散々張った伏線はもうちょっと回収してほしかったか。そしてさすがにアダムが中二をこじらせ過ぎで(おニューのマスクにはドン引き)、途中「こいつちょっと顔が死ぬほどいいからって調子乗り過ぎやろ」とイラッとしなくもなかった(でも最後の表情には泣いた)。
と、理解してないわりにはグチグチ文句は出るものの、ここまででかくなってしまったフィクションの終わり方ってこうしかやりようないよな…とJJに同情派。部外者の感想としては、ディズニーは恐ろしい(そこに飛び込んだだけでもJJは立派)、でしょうか。
ということで終わり良ければすべて良し、2019は全体的に鑑賞数は少ないものの、12月のアダム過剰摂取により満たされた一年となりました。ありがとうアダム。それでも今年のベストは『スケート・キッチン』にこだわっていきます。
2020は個人的な事情により、そうね、最低3ヶ月は映画館には行けない生活となる予定。その代わり今まであんまり手を出してこなかったNetflixとかAmazonプライムで見たものをメモしてこうかなと思っておりますが、どうなることやら。完全復活した際にはシネフィル界のセレーナ・ゴメスとして持ち上げてください!
今年も一年お付き合いありがとうございました!2020もよろしくお願い致します!!(喪中)