3.10
『ミッドサマー』
見てる間、妙に意識がクラクラしてボーッとして、私までバッドにラリったのかと思ったが単に鑑賞中に想定外の生理がきてただけで、でもそれももしかして映画の影響なのかもしれない、アリ・アスター監督『ミッドサマー』。実際にそんな感動したわけでもないんだけど、身体は敏感に反応したっぽい。
スウェーデンの奥地で90年に一度開かれるという祝祭に、ひょんなことから参加したアメリカの大学生4人。陽気な楽園のように思われたそこではしかし、次々と悪夢のような出来事が…、というホラー映画。しかしこれスウェーデンの人が見たら怒るんじゃないのと思ったら、やっぱりLiLiCoはご立腹な模様。
冒頭の、意味ありげな主人公の家族の死からメインの祝祭に至るまで、「多分この細部には色々とこだわりの深い意味があるんだろうなー」とは感じるものの、その意味を私の頭で考えたところでわかるはずもなく、途中で理解しようとするのを放棄(鑑賞後にHPの「完全解析ページ」を読んで、マジでひとつも理解してなかったことが無事判明)。やっぱカルトとドラッグの組み合わせはやべーなーとかボーッと思いながら見てました。
主人公ダニーの、不安定な女の子の気持ちは理解できなくもないが、彼氏だけならまだしも、その友だちにまで明らかに嫌がられてるのに強引に旅行に参加するって、だいぶ強くないかこいつ。