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1.31

『新感染半島ファイナル・ステージ』

近所のシネコンがマジでアニメか滝沢歌舞伎しか上映してないのはコロナ禍だからか日本が新年早々終了したからなのか。
その中で唯一まともな作品っぽかった、ヨン・サンホ監督『新感染半島』を見ながら、みんなほんまに『マッド・マックス』好っきゃなあと半ば呆れつつも、やっぱ『インディ・ジョーンズ』世代としてはキッズ(しかも女子)が車の運転してるだけで(しかも運転めちゃうま)テンション上がるよねーと、それなりに楽しんだのでした。全体的に、非常にコロナ禍映画ではあるものの、いつかどこかで見た映画の総集編として、いいんじゃないでしょうか。褒め言葉として。
映画でもドラマでもKゾンビって無理ゲー感が凄くて毎回笑ってしまうんだけど、今回はさすがにもうウケ狙いか?でも2021年になってもゾンビはショッピングモールに現れるんだなと感心した。
ただ前作もそうだったけど、ラストの感動パートが長い&くどい。監督のアニメ作品『ソウル・ステーション/パンデミック』の救いのなさが好きだったんだけど、やっぱり実写であれは難しいのかしらん。北朝鮮の扱いはなかなか攻めててさすがと感心した。
主演のカン・ドンウォンくん、相変わらず誠実さが滲み出てる素敵な俳優さんだったが、たまには笑って欲しかったカナ。みんな『義兄弟』見ようね。