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4.22

『ノマドランド』

監督の前作『ザ・ライダー』は自室のTVでチャレンジも途中から爆睡、しかしめっちゃいい映画な予感これはスクリーンで見たいなあと思ったので、クロエ・ジャオ監督『ノマドランド』には結構期待したのだが、なんか、もっとシンプルな映画かと思っていたけど意外と盛り盛りで、うーん…って感じになった。
ノマドの具体的な生活の様子とかAmazonの巨大工場なんかが知れたのは面白かったんだけど、フランシス・マクドーマンの演技とかやたら叙情的な音楽が多弁過ぎて、不安定なノマドの生き様を描いた映画なはずなのに逆にすごい安定感。もうちょっと不穏な空気が流れてもよかったんじゃないかな。
てか、あの一緒に住もうと言ってくれたイケメンおじさんに対して、主人公ちょっと酷過ぎないか。あんな去り方したらあのおじさんは家族全員に「あ、親父フラれた…」ってバレて超恥ずいねんから、嘘でもいいから断る理由言うたれよと思ったし、話の流れ的に断ることは意外でもなんでもないし(まさか惚れられてる女の余裕か!?)。てか、いっそ一緒に住んだ方が不気味過ぎて面白かったかも、なんてね。
しかし、中国出身の女性監督だけどアジア人は一切登場しないのはなんなんだろう。アジア人のノマドもおるだろうに(ここで「彼女自身は実家が太いから」とは絶対に言いたくない)。
前作も今作も実際のカウボーイやノマドを出演させるタイプのやり方で、次回作のマーベル超大作がどんなのになるのかは結構気になる。